最低買い取り金額を1000円に
即時買い取りサービスをめぐっては、ベンチャー企業・バンクが運営するスマホアプリ「CASH」が2017年6月のリリースで先行していた。「CASH」は、手持ちの商品をスマホで撮影した写真を送ると即座に査定を受けられ、振り込まれた現金を銀行口座やコンビニで受け取れる仕組みだ。DMM.comが11月21日、約70億円で買収して話題を呼んだ。
11月27日朝には、同日から「CASH」の出品物の最低買い取り金額を1000円に設定したとバンクが発表。「メルカリNOW」への対抗手段とみる向きもあるようだ。
ツイッターなどインターネット上では、
「DMMとかさ、メルカリがすごいスピード感でガンガンやられると、こちとら商売あがったりなんだよ!いいぞもっとやれたのしい」
「勝者はメルカリか、CASHか」
「今すぐ現金!→CASH 今すぐ売りたい(邪魔だし) →メルカリNOW になるのかと思う」
「いやあ驚いた。『メルカリよりも速く現金化ができる』が売りのCASHがDMMに買収されたと思ったら、メルカリも同じ市場に入ってくるとは。2大ユニコーンによる、ガチンコ勝負の様相を呈してきた」
「これが流行れば、キャッシュレス社会にまた一歩近づけるのではないかしら」
と、「CASH」と比較する声などで盛り上がりをみせている。