「ぼぉくドザえもん!」 あの国民的キャラが「THE ドザえもん展」で「水死体」に

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   アーティスト・岡本光博氏の個展「THE ドザえもん展 TOKYO 2017」が2017年12月2日から23日まで、東京・神楽坂のギャラリー「エイトエイコ(eitoeiko)」で開催される。

  • Dozaemon, photo courtesy of Haruka Iharada, 2017
    Dozaemon, photo courtesy of Haruka Iharada, 2017
  • Dozaemon, digital imaging by Shuichi Hashimoto, 2017
    Dozaemon, digital imaging by Shuichi Hashimoto, 2017
  • Dozaemon, photo courtesy of Haruka Iharada, 2017
  • Dozaemon, digital imaging by Shuichi Hashimoto, 2017

「ある漫画から引用した」

   岡本氏は、1968年京都府生まれ。社会問題や著作権問題などに真っ向勝負を挑む作風で知られる。過去の代表作は、ルイ・ヴィトンの生地を縫製したことへの抗議で撤去した「バッタもん」(2007)や、巨大なカップ焼そばのオブジェ「未確認墜落物体(unidentified falling object)」(2015)などだ。

   「THE ドザえもん展 TOKYO 2017」では、2000年の「キッズアートワールドあおもり」(青森県立美術館)で展示した「ドザえもん」の新作を発表する。岡本氏は本展の開催にあたり、

「『ドザえもん』は言葉遊びの作品。私のオリジナル作品として、ある漫画から引用し、タイトルはカタカナと平仮名で表記しているが、元になっている言葉は『土左衛門』と漢字で表記する。江戸時代の大相撲の力士の名前であり、水で溺れて亡くなった死体が、その力士に似ていたのだという。江戸時代の言葉が現代にも生き続けているように、引用した漫画もまた、昭和から現在に至るまで、世代を超えて支持され続けている」

とコメントを発表した。

   青森県立美術館の工藤健志・総括学芸主幹も、

「前回の出品から、その後著作権に関わるさらなる問題提起を続ける岡本が再び『ドザ』の新作を制作してくれたことが嬉しい」

と期待を寄せる。

姉妹サイト