「結婚生活研究家」が実践する家族優先
日本では、とりわけ男は「仕事ファースト」主義だ。一家団欒も子どものこともほったらかし。仕事を最優先にしなければ、幸せになれないと思っている。
『家族>仕事で生きる。』(著・赤城夫婦、SBクリエイティブ、1512円)は、仕事中心から脱し、本当の生きがいを見つける道しるべを示す。著者は「赤城夫婦」とあるが、赤城良典さんと加奈乃さん夫婦のこと。ともに「結婚生活研究家」として家族優先を実践してきた。
良典さんは結婚後、夫婦で起業し経営者であると同時に妻の夢を応援し、息子と父子2人で楽しむ。加奈乃さんは大学院で学びながら仕事、母、妻と充実した日々。大切なのは、日常の中のちょっとしたコツだという。