荒川弘氏のコミックが原作の映画「鋼の錬金術師」が、2017年12月1日から全国の映画館で公開される。
「ピンポン」「あしたのジョー」の曽利文彦監督がメガホン
幼くして物質の構成や形状を変化させて新たなものに作り変える"錬金術"の才能を持った「エド」と「アル」の兄弟は、亡くなった母にもう一度会いたいと、禁忌とされる「人体錬成」に挑むも失敗。
"等価交換"という錬金術の容赦ない鉄則により、エドの左脚とアルの身体全てを奪い去られる。瀕死のエドは自らの右腕と引き換えに、近くにあった鎧にアルの魂を辛うじて定着させる。
「アルの身体を元に戻す」と決心したエドは、失った腕と脚に鋼の義肢「オートメイル(機械鎧)」を着けた身で国家錬金術師となり、カギとなる伝説の「賢者の石」を求め、鎧となった弟アルと旅に出る―。
全世界シリーズ累計7000万部を超えるというベストセラーコミックを実写化。「ピンポン」「あしたのジョー」などの曽利文彦監督がメガホンを取る。アイドルグループ「Hey! Say! JUMP」の山田涼介が「エド」を、水石亜飛夢が「アル」の声を、また兄弟の幼なじみのオートメイル技師「ウィンリィ」を本田翼、兄弟の良き理解者「マスタング大佐」をディーン・フジオカ、ホムンクルス(人造人間)「エンヴィー」を本郷奏多が演じるほか、蓮佛美沙子、松雪泰子、佐藤隆太、大泉洋ら多彩なキャストが顔を揃える。