自分に価値がない存在だと感じてしまう
こうした被害により、4人に1人が
「仕事のやる気がなくなったり、ミスやトラブルが多くなったりした」
と答えている。
そのほか、10人に1人は自分に価値がない存在だと感じてしまったり、仕事を辞めてしまった経験があった。
また、暴力について誰かに相談したものの「具体的な対応に進まなかった」という人は39.3%で、「適切に対応してくれた」(38.5%)を上回った。
中には、相談相手からネガティブな反応が返ってきた経験がある人もおり、
「『相談しても解決しない』『仕方がない』など相談そのものに消極的な対応を取られた」(14%)、
「『あなたのせいではないのか?』『あなたも悪いのではないか』など相談者に責任があるようなことを言われた」(5%)
など、看過できない回答が得られた。