中国最大のパブリッククラウド
Alibaba Cloudは、中国最大のパブリッククラウドだ。アリババグループの全EC(電子商取引)サービスを支えるコンピューティングプラットフォームで、複数のデータセンターを有する提供エリアが中国本土に7か所、全世界に15か所ある。日本国内では2016年12月からSBクラウドがAlibaba Cloudの日本国内データセンター運用やサービスのローカライズ、日本語サポートの提供を開始。日本と海外のクラウド間において高速で安定した通信を実現する接続サービス「Express Connect」と併せて、日中間のセキュアな高速通信インフラ環境と、グローバルなクラウドコンピューティング環境を実現する。
モビンギ社長のウェイランド・ジャン氏は、世界シェア3位となったAlibaba Cloud が首位のAWSを追い上げていると説明。日本国内はAWSが「巨人」ではあるが、「Mobingi ALM V3」の発表で、「むしろ迫っていくための好機だととらえています」と話した。
「(SBクラウドは)重要な産業の基盤を支える事業者との自覚があります」と、内山氏。今後について、「お客様により良いサービスを提供するうえで、あらゆる可能性を排除しないスタンスを保ち続けます」と語った。
「Mobingi ALM V3」は、11月22日からサービス開始となる。