オリックス、日ハム、ロッテ
■オリックス・バファローズ
・幻の来日1号
今季から加入した新外国人・マレーロ。20本のホームランを記録するなど大活躍したが、初HRはほろ苦かった。
デビュー戦となった6月9日、いきなり左翼席へ特大弾を放ったが、本塁を踏み忘れる大チョンボ。来日1号をふいにした。
・「グリップエンド打」で失点
7月5日のソフトバンク戦で珍事が起きた。
6回1死二塁。オリックス・金田和之が甲斐拓也へ投じた内角高めが、止めたバットのグリップエンドにヒット。そのまま一塁線へ転がり、慌てた金田が1塁へ悪送球。2塁ランナーは悠々ホームに還り、「秘打」で1点を献上してしまった。
■北海道日本ハムファイターズ
・つまずきボーク
4月11日のマウンドに上がった高梨裕稔が、思わぬ形で先制点を与えてしまった。
三回2死満塁で、第一球、投げ......「おっとっとっと」。投球動作の際に姿勢を崩し、そのまま倒れ込んでしまった。ボークと判定されるもったいないプレーに。
・巨人の汚名返上に一役
球団ワーストの13連敗を喫した巨人。この歴史的連敗を「止めた」のが日ハムだ。
6月9日の交流戦で、わずか1点しか奪えず1対2で敗戦。巨人ファンが歓喜する一方、日ハムファンは複雑な気分となっただろう。
■千葉ロッテマリーンズ
・牽制サヨナラ
8月17日の試合は、まさかの結末が待っていた。
延長十一回裏、1死一、二塁と日本ハムのチャンスの場面。ロッテの松永昂大が、2塁へ牽制するも、横に逸れてボールはセンターへ。センターも捕球できず、ランナーは一気に生還。予想外の幕切れとなった。
・3連戦で30失点
5月12日~14日の日本ハムとの3連戦で、計9被弾30失点と投壊した。
ロッテは今季、パ・リーグで唯一となるチーム防御率4点台(4.22)。来季に向けて、投手陣の再建が必要不可欠だ。