「#2017年プロ野球もう忘れてやれよ大賞」――ツイッターで、こんなハッシュタグが盛り上がりを見せている。
17年シーズン中にプロ野球で起きた、ネタ色の強い珍プレーや黒歴史などをハッシュタグとともに紹介する「遊び」で、各チームのファンが思い思いの投稿をしている。
カープ、阪神、巨人
J-CASTトレンド編集部の独断と偏見で、各12球団の中で多くの共感を集める投稿をまとめた。
■広島東洋カープ
・「揉みってる」
カープの主砲・鈴木誠也が、会員制バーラウンジで金髪美女の胸を揉んでいた、と週刊誌が報じた一件だ。
シーズン中の夜遊びを撮られた格好となり、ファンからは叩かれるか――と思いきや、SNS上では「揉みってる」との言葉が作られ、ネタ化された。
・ダブル赤っ恥
球宴に出場した新井貴浩は、2戦目のセレモニーでなぜか、赤のビジター用ユニホームではなく白のホーム用を着て登場。あわてて着替えるハプニングとなった。
さらに8月27日のドラゴンズ戦では、まだ2死にもかかわらず、アウトカウントを間違え一人ベンチに戻ろうとするボーンヘッドも。
■阪神タイガース
・バッドマン
ベテランの鳥谷敬が、男気あふれるガッツプレーで奇しくも笑いを誘った出来事だ。
5月25日の試合で顔面死球を受け鼻骨を骨折した鳥谷は、翌日の試合で顔全体を覆う黒いフェースマスクを装着して強行出場。その見た目から「タイガーマスク」「バットマン」などと呼ばれる羽目となった。
・必殺「飛び蹴り」
矢野燿大作戦兼バッテリーコーチ(当時)が4月4日の試合で、ヤクルトのバレンティンに「飛び蹴り」を浴びせた。
阪神・藤浪晋太郎が、ヤクルト・畠山和洋に与えた死球をめぐり、両軍入り乱れる乱闘が勃発。矢野コーチはバレンティンに突き飛ばされ、蹴りで応酬した。
■読売ジャイアンツ
・小林、HRで苦笑される
前半戦78試合を、ホームラン無しで折り返した小林誠司。待望の「1号」は、オールスター2戦目で飛び出した。しかもオリックスのエース・金子千尋からだ。
まさかの一発に、ベンチの高橋由伸監督もびっくり。普段あまり感情をあらわにしないが、これには首をかしげて苦笑い。ベンチに戻ってきた小林の頭をヘルメット越しに叩いた。
・「V字開脚」
4月11日の広島戦で、ライトへの大飛球を懸命に追う長野久義。無情にも足がもつれ転んでしまい、ボールはグラブをかすめ落下した。
転んだ際、両足が天に向かって大きく開き「V字開脚」の姿勢に。この偶然の産物が話題となった。