明治が、発売16年を迎える乳製品牛乳・乳飲料「明治おいしい牛乳」のリニューアルを着実に進めている。1000ミリの紙パックから900ミリのボトルキャップ式容器に一新する、このリニューアル。2017年11月7日には、関東圏で実施した。
ツイッターなどインターネット上では、キャップ式を歓迎する声が上がる一方、容量削減を嘆く声が多数を占める。これは実質、値上げに当たるとの声も。明治の広報部に、J-CASTトレンド編集部が話を聞いてみると...。
全国展開も見据える
明治が初めて900ミリの新容器を発売したのは、2016年9月だ。全国に先駆け、九州7県(沖縄除く)で先行発売した。紙パックから口の広いキャップ付きの容器に一新した。横幅は従来の容器と比べ、約5ミリ小さい。
明治の広報担当者は、2017年11月8日のJ-CASTトレンド編集部の取材に
「三角屋根(紙パック容器)と違い、開封するまで中身が直接空気と触れにくいため、酸化を防ぎ鮮度を保てます。パッケージの遮光性を高めており、光による劣化も防げます」
と説明した。価格は、据え置いているという。
同担当者によると、新容器の同商品は11月9日現在、九州、中国、四国、近畿、中部、関東地域で販売している。直近では、関東地域が11月7日に発売を開始したばかり。全国展開も視野に入れているのか質問すると、担当者は
「2017年度内(編注:2018年3月まで)の全国発売を見据えている」
と明かした。