日本実業出版社(東京都新宿区)は「天才棋士 加藤一二三 挑み続ける人生」を2017年11月9日に発売する。
生涯現役宣言
「ひふみん」こと加藤一二三(かとう ひふみ)九段が6月20日の現役引退後初めて本格的な著書を執筆した。1954年に当時史上最年少の中学生プロ棋士としてデビューして以来、63年間に渡る将棋人生で数多の伝説を築いてきた。
大山康治十五世名人や中原誠十六世名人との名勝負や、羽生善治棋聖、藤井聡太四段らとの交流など、将棋界でのエピソードを披露。また、「神武以来(このかた)の天才」と呼ばれた彼の棋士としての人生や「天才論」、クラシック音楽との趣味を超えた関係、支えてくれた妻子への想い、そして挑戦し続ける「生涯現役宣言」について記す。
価格は1300円(税別)。