「皆様カレーを召上り華麗な人生を」――。アパホテル(東京都港区)が販売している「アパ社長カレー」の専門店「アパ社長カレー首都圏1号店」が2017年11月1日、アパホテル飯田橋駅南店(東京都千代田区)の直営レストランとしてオープンした。
冒頭の言葉は、元谷芙美子社長がオープンにあたり色紙にしたためたものだ。
アパホテル「オリジナル」のうまい棒を配布
「アパ社長カレー首都圏1号店」はオープン当日、先着50人が無料でアパ社長カレーを食べられる「アパ社長カレー首都圏1号店オープン記念イベント」を開催した。元谷社長の握手会や撮影会で、会場は大いに盛り上がった。
アパグループ東京本社・秘書課の担当者は11月6日、J-CASTトレンド編集部の取材に「12時オープン直前で最大150名近い行列ができました」と回答した。「最初のお客様が並び始めたのは7時頃です」という。
実際、1日の11時頃から12時すぎにかけて、ツイッターでは
「アパ社長カレー、今日かららしいんだけどめっちゃ並んでるw」
「先着50人は無料ということで、12時のオープンを前に40人ほど並んでる」
「アパ社長カレー、すごい行列」
との声が上がっていた。
ただ、無料で食べられるのは先着50人のみ。アパグループはそこで、51番目以降に並んだ客に「アパホテルオリジナルうまい棒」を配布した。オリジナルうまい棒とは、2014年にアパホテル&リゾーツの30周年記念で制作したもので、どこにも売っていない。味はうまい棒の「たこやき味」なのだが、元谷社長の顔写真がパッケージに載っている。
ツイッターでは、51番目以降に並んだとみられるユーザーが、
「うまい棒もらった #アパ社長カレー」
「非売品なのでメルカリで高値で転売でき...ないな」
などと投稿していた。
「親父ギャグ色紙が飾られている」
アパグループの同担当者によると、同店は元谷社長のサイン入り色紙と社長の一点物の帽子を、オープン記念で展示している。色紙の言葉は、
「私が社長です 皆様カレーを召上り華麗な人生を アパホテル株式会社 社長 元谷芙美子」
来店者とみられるツイッターユーザーからは、
「至る所に社長イラストがあり帽子や親父ギャグ色紙が飾られている」
「『カレーを召し上がり華麗な人生を』ってオヤジギャグじゃねーか」
との声が上がっていた。