「#田舎という言葉を使わないで田舎を表現」――。ツイッターでは度々、こんなハッシュタグ付きの投稿がブームを巻き起こす。
「基本ジャスコ」「キンチョウの看板がやたら目に付く」など、いつしかご当地自慢ならぬ「田舎」自慢の「大喜利」状態に発展するのが常だ。
車がないと「生活もままならぬ」
2017年10月30日も突然、ハッシュタグ「#田舎という言葉を使わないで田舎を表現」のつぶやきが続々と上がり始めた。都会で生まれ、都会で育った読者には分からないかもしれないが、奈良県出身の記者が共感したつぶやきをいくつか紹介しよう。
「タクシーは道で拾わず家から電話」
「キンチョウの看板がやたら目に付く」
「一家に一台軽トラがあり、一人一台自分の車がある。そうでないと就職どころか生活もままならぬ」
「コンビニの駐車場がコンビニよりでかい」
「デートスポットがジャスコ 家族と出掛けるのもジャスコ 友達と遊ぶのもジャスコ 基本ジャスコ」
「発売日に人気のゲームソフトを買いに行くとだいたい売ってる」
「電車のドアをボタンで開ける」
「公共の交通機関ってなんですか?マイカーと免許がなければ町から脱出できない」
「マックスバリュ(イオンではない)」
「ホーーー↑wwwホーーー↑wwwホ↓ッホ↑ーーーーwwwwww(静寂)ホーーー↑wwwホーーー↑wwwホ↓ッホ↑ーーーーwwwwwwホ(無限ループ)」
「ジャスコ」「イオン」などの商業施設は、友人と遊ぶにも、家族で買い物に行くにも、すべてここで事足りるので、共感する人も多いのではなかろうか。ツイッターのタイムラインでも実際、こうした施設の名前は多数登場している。
読者の皆さんも、自身が考える「田舎という言葉を使わないで田舎を表現」するアイデアを投稿してみては。