アウトドアの代名詞と言えるテントを、部屋の中で楽しむ「室内テント」がじわじわと広がりを見せている。
ベッド上に設置するタイプも
室内テントはもともと、子供向けの遊具として親しまれてきた。
大人たちが注目し始めたのは、2014年ごろだ。アウトドア用品などの企画・販売を行うビーズ(大阪府東大阪市)が、ゲーム愛好家向けに「ぼっちてんと」を発売しこれが話題に。大きさは、1人用デスクをすっぽり覆うほどとコンパクトで、集中してゲームにのめり込める環境ができあがる。
2015年以降には類似製品が多数登場し、用途も拡大。ベッド上に設置する室内テント「Room in Room」も注目を集めた。