早稲田大、慶応義塾大、上智大、明治大、立教大、青山学院大、日本大――。
早稲田、明治、日大といえば「学生数が多いマンモス校」、慶応、立教、青学は「お金持ちが多そう」―――。こうしたイメージを持つ人は少なくないだろう。
これらの大学に通う大学生は、どこに住み、通学時間はどれくらいで、家賃はどれくらいなのか。
「SUUMO(スーモ)」は、「●●大学の学生に聞いた!賃貸一人暮らし実態調査」というテーマで、アンケートを行い、2017年10月23日発表した。
早稲田、慶応の学生ライフから
■早稲田大(早稲田キャンパス、西早稲田キャンパス)
回答した3人は、
Aさん・・・「早稲田駅」(家賃9万円)
Bさん・・・「高田馬場駅」(8万7000円)
Cさん・・・「みずほ台駅」(5万6000円)
このエリアを選んだ理由は、
「キャンパスの近くに住んで通学の負担を減らしたいから。ただ、この辺りは家賃が少し高いかもしれません。不動産屋さんに紹介してもらった物件も8万円を超えるものばかりでしたから」(東京メトロ東西線早稲田駅)、
と近場を選ぶ一方で、
「地元の先輩に『和光市から先の埼玉方面で探すと家賃も割安だよ』と教えてもらったから。都内だと全体的に家賃相場が高くて、条件があまりよくない物件でも7万円から8万円くらいする。僕にとってはちょっと厳しかったですね」(東武東上線みずほ台駅)
と、家賃と住まい環境を考慮し、少し遠めの場所を選んだ人も中にはいた。
家賃相場からみた一人暮らしの穴場として、
葛西駅、家賃相場7万円/東京メトロ東西線「早稲田駅」まで乗車時間27分
西ヶ原四丁目停留場、家賃相場7.6万円/都電荒川線「早稲田駅」まで乗車時間20分。
地下鉄成増駅、家賃相場7.3万円/「西早稲田駅」まで乗車時間21分。
などの駅が挙げられ、このあたりは社会人になってからも便利そうだ。
■慶応義塾大(日吉キャンパス)
Aさん・・・「日吉駅」(6万3000円)
Bさん・・・「武蔵小山駅」(8万1000円)
Dさん・・・「向河原駅」(7万5000円)
このエリアを選んだ理由は、
「キャンパスへの通いやすさを考えて、最初から日吉駅近くにしようと思っていました」(東急東横線日吉駅)
「3年生から三田キャンパスに変わるので、引越さなくても済みそうなエリアを探しました」(東急目黒線武蔵小山駅)
「1回乗り換えは必要になるものの、武蔵小杉にも徒歩圏内で行けるならと思い、向河原駅に決めました」(南武線向河原駅)
と、アクセスの良さを重視しているようだ。
一人暮らしの穴場は以下。
中山(神奈川)駅、家賃相場6.5万円/東急東横線「日吉駅」まで乗車時間21分
白楽駅、家賃相場6.7万円/東急東横線「日吉駅」まで乗車時間14分
菊名駅、家賃相場7.2万円/東急東横線「日吉駅」まで乗車時間6分
東横線は混雑する印象があるが、おしゃれな街は多く人気は高い。