日常生活を激変させる、最新のスマート家電を連載でお伝えするこの企画。連載では、「家電の達人」である木村大介さんから、オススメの製品を聞き出す。
木村さんは、中古マンションのリノベーションサービスを展開する「リノベる」に勤務。同社では、ハイテクな最新家電を導入し、賢く素敵な生活を目指す「スマートホーム」の研究や展示、販売を行う。
自動掃除ロボット「ルンバ」に続く第二回は、コミュニケーションロボット「BOCCO(ボッコ)」(税込3万1320円)を特集する。
「留守番中の子どもの見守りを助けます」「家にいる家族とメッセージのやり取りができます」――メーカーの商品サイトを見ると、BOCCOの売り文句としてこんな文字が躍る。だが、木村さんいわく「こうした機能は途中で使われなくなる」とキッパリ。
え?それってどういうこと!?いきなり企画倒れしそうだが、では、この小さな筐体の「真価」は何だろうか。
離れた家族との「会話」をサポート
公式サイトに載っているBOCCOの使い方はこうだ。まず、スマートフォンの専用アプリをダウンロードして、BOCCOを自宅のWi-Fiに接続する。すると、BOCCOとスマホを通じて「会話」ができるようになる――というもの。
「ただいま」「おかえり」といった日常の挨拶や、「帰りが遅くなる」といった伝言など、コミュニケーションの一環としての利用が想定されている、というのだが......。