「日本人の文化では馴染みにくいかも」
KDDIの調査(※)によると、「自宅で周囲に人がいても家電などを音声操作したい」と答えた人はわずか25.2%だった。「周囲に人がいないなら音声操作したい」は41.6%に増えるも、結果約6割は音声操作に否定的だった。
実際、ネット上でも、その便利さは認めつつも、
「"OK Google"っていう若干意識高そうな言葉を発する心理的ハードルは意外と結構高い気が」
「音声入力は、回りに人がいるとやりにくいので、結局、あまり使わない気がします」
「音声認識系は、日本人の文化では馴染みにくいかもしれないなぁ」
などと、使いづらいという意見は少なくない。
スマートフォンの分野では、「Siri(シリ)」(iOS)、「Googleアシスタント」(Android)が、音声アシスタント機能で先行するが、定着しているとは言い難い。「羞恥心」をいかに和らげるかという視点も、AIスピーカーの普及促進には必要かもしれない。
(※)調査は2017年9月7~8日の期間、15歳~69歳の男女1000人を対象に実施。