一眼レフを抜く日もそう遠くない
一眼レフカメラユーザーのファインダーをのぞいて撮りたいというニーズから、ファインダー搭載モデルの販売数量構成比は同13%増加の43%だった。
カメラ本体の販売好調に伴い、ミラーレスカメラ用交換レンズの販売も2017年1~9月で数量前年比9%増、金額前年比23%増となった。
一眼レフカメラ用交換レンズに比べると乏しかった種類も、300モデル超まで増え、35mmフルサイズ対応レンズなどの高価格帯も充実してきた。
ミラーレスカメラ用交換レンズの平均価格は前年同期13%増加の5万8000円となった。
ミラーレスカメラ、一眼レフカメラ、交換レンズを足し合わせたレンズ交換式カメラの1~9月販売は、数量ではやや前年を下回るものの、ミラーレスカメラのハイエンドモデルなどの好調を受け、金額では前年比5%増と回復の兆しがみられる。
ミラーレスカメラと一眼レフカメラの販売数量比率は、2013年以降概ね4:6で推移していたが、一眼レフカメラの販売縮小が継続していることもあり、5:5へ近接してきている。
ミラーレスカメラが一眼レフカメラを抜く日はそう遠くなさそうだ。
表示されている価格は、いずれも税抜。
詳しくは、公式サイトまで。