過去には苦い?経験も
マルチディスプレイをめぐっては、同じくドコモが2013年春に発売した「MEDIAS W N-05E」(NECカシオ製)が思い出される。
「M」とコンセプトや見た目が非常に似ており、2画面で「大画面モード」「2画面モード」が楽しめた。当時は、「国内初の折りたたみスマホ」として注目を集めたが、後継モデルや類似製品が登場することはほとんど無く、定着することは無かった。
「M」の発表会に出席したドコモ・吉澤和弘社長は、当時を振り返り、こう話す。
「(MEDIASは)2画面といいながら、どう活用していいのか(が不明で)、テクノロジーも揃っていなかった。今回のMは、より自由にアプリケーションをマルチタスクで利用可能になった。色々な利用方法を今後もっと開発していきたい」
ツイッターでは、
「これは変態w」
「度肝抜かれた」
などと、その斬新さから驚きの声が相次ぐも、
「デュアルディスプレイの使い方ができるから便利そう」
「トレーダーの必需品(笑)」
「2画面目はキーボード表示させると別世界が待っていそう!w」
と、比較的好意的な反応が目立った。