「マッチングサービス」と聞くと、まだまだ利用するのに不安と思う人もいるだろう。
だが、そんな印象を大きく変えるような調査結果が、マッチングサービス「ハッピーメール」を運営するアイベックのアンケート調査で明らかになった。
親世代の35歳~69歳では、40.6%の人がマッチングサービスでの結婚に抵抗がないと回答し、18~34歳の子世代の37.2%よりも抵抗感が少ないことがわかった。
「抵抗感を感じない」親世代40.6%、子世代37.2%
アンケートでは抵抗感があるか、感じる理由は何か、出会い系を利用したことがあるかなどの質問で尋ねている。
「出会い系、マッチングサービスで知り合った相手と結婚することに抵抗感はありますか?」という質問に対し、子世代では「強く感じる」と「少し感じる」の「抵抗感を感じる」が合計で62.8%。「まったく感じない」と「それほど感じない」の「抵抗感を感じない」が合計で37.2%。
一方で、親世代では「抵抗感を感じる」が59.3%、「抵抗感を感じない」が40.6%と、子世代よりも抵抗感が少ないことが浮き彫りになった。
「抵抗感を感じる」と回答した人のうち、「抵抗感を感じる理由は何か」という質問に対しては、子世代、親世代の男女どちらも最も多かった回答が「相手の素性がわからずトラブルに遭いそう」。次いで「出会い系マッチングサービス自体信用できない」、「出会い系・マッチングサービスで出会ったことを周囲に知られたくない」だった。
いまだ出会い系に対する不信感はこうした理由にあるようだ。