日常生活を送るうえで、視力が弱い人はメガネかコンタクトレンズ(以下、コンタクト)を使用するだろう。
ツイッターを覗くと、「俺コンタクト怖いからメガネ!」、「自分 今メガネなんだけど やっぱりいろんな人に『メガネない方がいい』って言われるから、そろそろコンタクトにしようか迷ってる」などと、「メガネ派」か「コンタクト派」で分かれがち。果たしてメガネかコンタクト、どちらを使う人が多いのか。
日用品流通の情報を扱うプラネットは、メガネとコンタクト使用に関する調査結果を2017年10月6日に発表した。
男性全体で「メガネのみ使用」、つまりメガネ派は69.5%であったのに対し、女性の「メガネのみ使用」は51.3%と男女間で差が生じている。
女性に多い「使い分け」派
男女全体では、メガネのみ使用する人は62.4%。コンタクトだけを使用する人はわずか2.3%と、メガネのみとコンタクトのみでは大きな差が生じている。
男女別で見ると、男性では、「メガネ派」に該当する「常にメガネをかけている」、「必要な時だけメガネをかけている」の2項目が69.5%におよぶ。メガネとコンタクトを使い分けているのは8.4%。コンタクトのみは1.3%だった。
女性で同じく上記2項目は51.3%。使い分けている人は20.8%。コンタクトのみは4%。
男女間でメガネのみを使用するメガネ派と、メガネとコンタクトの使い分けで差が生じていることがわかる。
この場合の「使い分けている」とは、たとえば朝起きてコンタクトをつけ、帰宅してからはメガネという人や、デート時はコンタクト、学校ではメガネ――といった人が該当する。
年代別で見ると、男性では、20代でメガネのみは55.3%、30代で49.1%。一方。60代以上のシニア層では8割以上がメガネのみだった。
女性では、20代で30.6%、30代で40.3%、60代以上では7割以上がメガネのみだった。
若い世代でメガネのみは多くないのに対し、シニア層ではメガネのみが大半だったことがわかる。
わかるわ~! メガネあるある
「コンタクトを使用せず、メガネを使用する理由は」との問いに対し、男女全体で最も多かったのが「目の中にレンズを入れることに抵抗があるから」。次いで「洗浄などメンテナンスがコンタクトより楽だから」、「メガネをかけ慣れているから」だった。
この理由についても、男女間で差が生じている。
「目の中にレンズを入れることに抵抗がある」と回答した男性は41.3%、女性で35.3%と、男性の方がコンタクトを目に入れることに抵抗を感じているようだ。
一方、「コンタクトだと目が乾燥するから」と回答した男性は11.9%だったのに対し、女性では19.7%。男性よりも女性の方が、コンタクト使用で目が乾燥しやすいのだろう。
調査では、
「コンタクトの後、くせでメガネもかけてしまい、全然度が合わなくなったなーと思っていた」
「メガネをかけている人がはずした顔を見て幻滅したことが何回もある」
「昔からメガネフェチ。同じ顔の双子がいたら、迷わずメガネをかけているほうを取る」
などと、メガネにまつわるエピソードを紹介している。
調査は、2017年8月23日から9月7日の間に、インターワイヤード社が運営する「DIMSDRIVE」で行ったものをプラネットが発表した。