バンダイ(東京都台東区)は2018年、アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズに登場するロボット・ハロをイメージした、AI(人工知能)を搭載する対話型コミュニケーションロボット「ガンシェルジュハロ」を発売する。
AIで意味、意図を分析
「ガンシェルジュハロ」は、バンダイナムコグループで設立されたIT関連のブランド「BN・Bot PROJECT」の第1弾商品となる。アニメ「機動戦士ガンダム」の知識を豊富に備えているため、ガンダムの話題であれば、ユーザーの発言を音声で認識し、AIで意味や意図を分析して会話できる。
10月2日付の報道発表によると、ユーザーの質問に答えたり、うんちくを語ったり、クイズを出したり、さまざまな形のコミュニケーションを取れるという。
たとえば、
(ユーザー)「今日は、シャアの話したいな」
(ハロ)「シャア・アズナブルか。シャア専用機たくさん持ってた」
(ユーザー)「シャア専用ザクとかね」
(ハロ)「シャア専用ザク、ザクの3倍、速い、速い」
など。
目と口に内蔵したLEDの変色、点滅で感情を表現する。前後左右に揺れたり、話し相手に顔を向けたり、人間らしい動きもできる。
バンダイは報道発表で
「キャラクターや台詞、忘れられないシーンなど、作品にまつわるさまざまな会話を楽しめる」
としている。
発売は、2018年を予定。正確な日付や価格は未定。
幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催中(2017年10月6日まで)の展示会「CEATEC JAPAN 2017」に、「ガンシェルジュハロ」も出展している。