自動販売機でしか買えないコカ・コーラがあるとして、インターネット上で話題になっている。その名も、「コカ・コーラ コーヒープラス」――。
コーラなのか、それともコーヒーなのか。名前だけでは分からないので、飲んでみた。
「コーヒーの味わいをプラスした」
記者は2017年9月下旬、東京都千代田区の自動販売機で「コカ・コーラ コーヒープラス」を発見した。赤い缶のラベルには、「Coca-Cola」と書かれており、端から見る限り、ごく普通のコーラと区別するのも難しい。
缶を開けると、コーヒーの香りがほのかにただよった。まさか、中身はコーヒーなのでは――。だが飲んでみると、見当違いもいいところだった。
コーラの味がするのは間違いない。ただ、コーヒーを彷彿とさせる甘さも、コーラのすぐ後から雪崩のように押し寄せてくるのだ。
記者は2017年9月25日、日本コカ・コーラに「コーヒープラス」の詳細を聞いてみた。「コカ・コーラ」ブランドの広報担当者は「『コカ・コーラ』ならではのおいしさと刺激にコーヒーの味わいをプラスした」と説明する。
「コーヒープラス」では、カフェインが通常のコーラと比べ1.5倍増量されたという。