最近、よく聞くようになった「料理男子」。イケメン俳優も人気お笑い芸人も、こぞってテレビの中で料理の腕を振るっている。
もしも気になる女性ができた時に、彼女を家に招いて、料理ふるまうことができたら......。たしかに料理は「口説ける」ポイントなのかもしれない。
そんな記者が見つけたのは、スターフェスティバル(東京都渋谷区)が2017年9月27日スタートした、ミールキット宅配サービスの「ごちレピ」だ。これがあれば、有名料理店のシェフが考案した絶品料理を誰でも自宅で再現できるのだという。
「あの名店の味」が自分の手で作れるなら、これは高ポイントになるのではないだろうか。
J-CASTトレンド編集部の普段ほとんど料理をしない20代男性記者が、彼女にふるまう日を夢見て挑戦すると......。
ほとんど包丁を使わない
「ごちレピ」は、料理のレシピと食材、調味料が丸ごとキットに入って自宅に届けられる。メニューを考える必要もなければ、食材の買い出しも必要ない。包丁で切り、フライパンで焼き、鍋で煮る――。ここでは、こうした基本的な作業ができれば十分らしい。
自宅に届いたキットが、こちら。
中の物を取り出すと...
注文したメニューは、「特製デミグラスソース付き ふわふわたんぽぽオムライス」(2人前3240円)だ。オムライスで有名なあの「たいめいけん」の看板メニュー。茂出木浩司シェフ考案のレシピだ。
キットの食材は、以下の通り(2人前)。
卵 5個
卵調味料 60グラム
バター 32グラム
鶏もも肉 120グラム
タマネギ 50グラム
ブラウンマッシュルーム 4個
ケチャップ 180グラム(80グラム使用)
ホワイトペッパー(粉末) 0.5グラム
デミグラスソース 80グラム
乾燥パセリ 0.1グラム
こちらでは、「ご飯(400グラム)」「白ワイン(なければ日本酒、大さじ1)」「塩」さえ用意すればよい。食材がひととおりそろったところで調理開始。
ブラウンマッシュルームをペーパーでふき取り、2ミリ程度にスライス。
鶏もも肉の水気をふき取り、中火で熱したフライパンにバター、鶏もも肉を入れて炒める。塩と白コショウ(1/2袋)を入れて炒めた後、タマネギ、マッシュルームを投入、白ワインで水気を飛ばすようにして炒める。
ケチャップを入れて水気を飛ばすようにして炒める。ご飯を投入し、残りの白コショウと塩で味を整えたら、おわん型にして皿へ...
こんな感じに。少しケチャップの量を間違えた気もするが......気にしない、気にしない。
あとは、「ふわふわたんぽぽ」のスクランブルエッグを作るだけ。
(1) ボウルに卵5個と卵調味料を入れてよく混ぜ合わせる。
(2) フライパンにバター1かけを溶かし、卵液を流し込む。個人的に固めの卵が好きなので少し時間をかけた。卵調味料のおかげか、何もしなくてもイイ感じの色合いに。
ケチャップライスに乗せ、デミグラスソースとパセリをかける。
完成!!
何とかそれっぽい感じに仕上がった。もう少し練習すれば「たいめいけん」の見た目に近づくかもしれない。
今回は、ケチャップの風味が物足りないのは残念だが(泣)、味もおいしくできた!
食材を準備せず、ほとんど包丁も使わない。料理下手の男子には助かること間違いなし!
レシピ通りにフライパンへ食材を入れていけば大丈夫だ。
時間にして、約25分程度。忙しい時や、料理するのが面倒な時も、ささっと作れそう。おすすめです!
ハンバーグは焼くだけ
料理のできる女性記者にも、他のメニューに挑戦してもらった。銀座にあるイタリアン「リストランテ・ヒロソフィー銀座」の山田宏巳シェフ考案、「完熟かぼちゃの甘みをまとった コリコリ軟骨入りハンバーグ」(2人前2700円)だ。
ハンバーグのタネがもう「できている」のがいい。
二等分して楕円形にして焼くだけ。「ひっくり返す目安や火加減も書いてあるので、失敗することはなさそうです」という。
かぼちゃのソースも用意されているので、ラクだそう。
完成!!
副菜の「アスパラとじゃがいもの明太ソース」も合わせ、イイ感じのディナーテーブルに仕上がりました。
「ハンバーグは肉感がしっかり残っていて肉汁もたっぷり。お店のような上質はハンバーグを食べている感じです。かぼちゃソースは思ったほど甘くなく、かぼちゃ系が得意でない人にもすすめられそう。何より女性はカボチャが好きな人が多いですし、いいですね」(女性記者)
指示通り作るだけで、こんなにオシャレなディナーになるなんて......。
料理が苦手な男性も、ハロウィンで女性に作ってあげてはいかがだろう。