「アクセスが集中して重い」「個人情報の登録が怖い」......ブラウザゲームやスマホゲームにまつわるユーザーの「不満」は少なくない。事業者にとっても課題に感じている企業は多いだろう。
そんなユーザー・事業者双方の「悩み」の解決に挑むのが、クラウドサービス「Alibaba Cloud」を提供するSBクラウドだ。
ユーザー体験向上に一助
SBクラウドは、ソフトバンクと中国アリババグループの合弁会社。中国で40%のシェアを誇る「Alibaba Cloud」を主力製品とする。同社は16年に設立されたばかりだが、日本国内でもゲーム会社を含む多数の導入実績を持つ。
ゲーム会社に支持される理由として、「ブラウザゲーム」「モバイルゲーム」「クラウドゲームセキュリティ」の3分野に力を入れていることが挙げられる。
利用ユーザーの急増によるデータ処理の遅延や、フィッシング・なりすましといったセキュリティ面など、ネットワークを介したゲームではさまざまな問題が生じる。グローバルで利用されるゲームは特に深刻である。
そこで、一役買うのが「Alibaba Cloud」のサービスで、日本と中国間を結ぶ専用型ネットワーク「Express Connect」だ。中国へビジネス展開をする日本企業をメインターゲットに、ユーザー体験を損なう上記のトラブルに対処する。
今回、Alibaba Cloud Japan Serviceの新妻氏が、2017年9月21日~22日、幕張メッセで行われた「東京ゲームショウ2017」ビジネスデイで、「Alibaba Cloud」のゲームソリューションや「Express Connect」をブースにて講演した 。