アサヒ飲料は、「ワンダ」ブランドが発売20周年を迎えるにあたり展開している「WONDERFUL COFFEE PROJECT」の一環として、20~50代の既婚男性で中学生以下の子どもがいるお父さん1万人に、仕事や家庭への前向き度を調査し、2017年9月4日に発表した。
宮崎県、徳島県、沖縄県強し!
調査では、「仕事前向き度」と「家庭前向き度」のほか、「おこづかい」「職場までの通勤時間」「行きつけの飲み屋があるか」など7分野について測っている。
仕事前向き度を知るに当たり、「今の仕事が好きかどうか」を聞いている。
「好き」と回答した「仕事前向きお父さん」1位は宮崎県で74.0ポイント、次いで徳島県で73.5ポイント、沖縄県で72.3ポイントだった。一方、ワースト1位は岩手県で49.0ポイント、次いで大分県で51.0ポイント、和歌山県で51.0ポイントだった。全国平均は60.7ポイント。
この調査から見えた宮崎県のお父さんのイメージ像について、WONDAは、
「マンゴーのようにスウィートな宮崎県のお父さん。通勤時間は短いが、職場に着いてからやる気にエンジンがかかるまでは時間がかかる。のんびり屋さんなところがあるのだ。ランチは毎日愛妻弁当で、妻へのありがとうメールは欠かさない」などとしている。
では、「家族前向き度」はどうか。この基準として、「家族の誕生日は早く家に帰るようにしているか」を聞いている。
「優しいお父さん」1位は沖縄県で83.2ポイント、次いで山形県で82.1ポイント、佐賀県で81.1ポイントだった。一方、ワースト1は岡山県で63.5ポイント、長崎県で64.0ポイント、高知県で64.3ポイントだった。全国平均は69.9ポイント。
沖縄県のお父さんのイメージについては、
「日本最西端に位置する亜熱帯の島・沖縄県のお父さんは、自分の仕事も、家族との時間も、楽しむのが上手くまわりも明るくできる性格。妻とは今でもお互いを名前で呼び合い、友達のような関係だ」
とのこと。
愛妻家パパ全国1位は?
また、愛妻度、つまり、「愛妻前向き度」も調べている。「妻の誕生日には必ずプレゼントを贈っている」という「妻想い」なお父さんが多いのは、1位が徳島県で58.8ポイント、次いで秋田県で58.0ポイント、石川県で56.0ポイントだった。全国平均は48.6ポイント。
仕事前向き度、家庭前向き度ではどちらもトップは南日本となっており、南日本の人は仕事や家庭に対して前向きな人が多いのかもしれない。
調査は、全国47都道府県の20~50代既婚男性で中学生以下の子供がおり、仕事の頑張り度が「6」以上のお父さん計1万人を対象に、本調査(2017年1月27日~2月5日)行われた。