通信インフラサービスを取り扱う「ALL CONNECT」(福井県福井市)が、上司と部下のSNS上での「友達申請」をテーマにしたインターネット調査を行ったところ、男性上司の約2割が「恋愛対象だから」との理由で部下に友達申請をしていると分かった。
女性の約2割は「無視」「保留」
ALL CONNECTのインターネット調査は、ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したウェブアンケート方式で実施された。調査の対象は、部下はいないが上司がいる20代会社員の男女200人と、部下がいる30~40代会社員の男女200人だ。
まずSNS上で上司から友達申請を求められた経験がある20代の部下は200人中111人いることが分かった。
漢字1文字でその時の感情を表してもらうと、「困」が男女ともにトップ、次いで「嫌」「悩」(以下、複数回答可)。友達申請を受けたときの行動は、「仕方なく承認した」(37.8%)、「快く承認した」(23.4%)、「無視した」(18.9%)、「保留にした」(18.0%)の順だった。女性の約2割が「無視した」「保留にした」と回答していた。
では、友達申請を受けたことがない部下はどれくらいかというと、男性が52.0%、女性は37.0%――。女性社員の方が、男性社員より多く「友達申請」を受けていることが分かる。
友達申請する上司の割合で、男女差が...
続いて30~40代の上司200人に対し、部下にSNS上で友達申請をした経験の有無を聞いた(単数回答)。男女全体でみると、「ある」が約3分の1の33.5%で、男女別では、男性が39.0%、女性が28.0%と大差が付いた。
「ある」と回答した67人に申請した理由をたずねると(以下、複数回答可)、「仕事のやりとりをスムーズに行いたかったから」38.8%、「共通の話題を見つけたかったから」32.8%、「上司部下のような関係ではなく、友達のような関係になりたかったから」31.3%の順となった。
「恋愛対象として見ているから」も一定数ながら存在したが、男性が17.9%、女性が7.1%と大差が付いた。
調査期間は、2017年8月31日から9月5日までの6日間。
詳細は、公式サイトから。