東京急行電鉄(東京都渋谷区)と亀屋万年堂(東京都目黒区)は、東急線キャラクター「のるるん」のオリジナルパッケージを採用した菓子「ナボナ」を2017年9月21日に発売した。
「お菓子のホームラン王」として話題に
17年で自由が丘駅誕生から88周年を迎えることから、自由が丘発祥の亀屋万年堂の協力を得て実現。現地を訪れた人に、新しい地元のお土産として親しんでもらうことが目的。東急電鉄で「のるるん」のキャラクターを使用した食品の発売は初だ。
亀屋万年堂は1938年創業。東急線沿線を中心に店舗を展開する老舗の和菓子店だ。「ナボナ」はソフトカステラにクリームをサンドし、「どら焼きを洋風に仕立てる」という創業者の引地末治氏の新しい発想から生まれた菓子。発売当初、当時のプロ野球選手王貞治氏を起用したCMで「お菓子のホームラン王」として話題となった。それから50年以上にわたり幅広い世代に親しまれている。
12年に登場した、東急線の主力車両5000系をモチーフにデザインされたキャラクター「のるるん」をパッケージに採用し、「スイーツの街」としても話題の自由が丘を盛り上げていく。
東急線沿線の東急グループ各施設を中心に取り扱う。
価格は1箱540円(税込)。