東京都は、パラスポーツ(障がい者スポーツ)を応援したくなる音楽や映像を公募する「BEYOND AWARD 2017」作品の応募受付を2017年9月6日に開始した。
スマホで撮影した映像もOK
スマホで撮影した映像や、弾き語りの作品など、表現の方法は自由だ。年齢・職業・国籍関係なくだれでも応募可能だが、未成年の応募には保護者の同意が必要となる。
募集する作品の部門は、音楽部門と映像部門の2つに分かれている。それぞれ一次審査を通過した作品は「TEAM BEYOND」公式ウェブサイト上に公開される。そこから審査会により最終審査候補作品を決定。ウェブサイトにて最終審査候補作品の発表とウェブ投票を実施し、ウェブ投票も加味して受賞作品を決定する。
賞は各部門、最優秀賞(1人)、優秀賞(1人)、オーディエンス賞(2人)、ファミリー賞(1人)、入賞(10人)が設けられている。このほか、東京都知事賞を予定しているが、賞及び受賞者数は増減する可能性がある。
音楽部門のテーマは、「パラスポーツを応援したくなる音楽」。テーマに沿ったオリジナル未発表の作品であり、曲の長さが30秒以上360秒以内のものが審査対象となる。
審査員は、パラ陸上競技(走高跳)の鈴木徹選手、パラ射撃の田口亜希選手、J-WAVE編成局長の神田竜也氏、音楽バンド「ピチカート・ファイブ」3代目ヴォーカリストの野宮真貴氏、東京藝術大学副学長の松下功氏。
音楽部門の旗振り役を務めるミュージシャンのKenKenさんは、
「音楽が誰かのヴァイタリティになるって素晴らしいこと! 自分の中の熱い思いを思いっきり曲にぶつけてください。」
とメッセージを寄せている。
最終審査候補作品の応募者は、2017年10月21日~10月22日に開催される音楽フェス「渋谷音楽祭」のステージにて曲を発表する機会がある。
音楽部門の詳細はこちらから。