自動車業界や航空業界の若手社員を中心にした約100名の有志団体「CARTIVATOR(カーティベーター)」は2017年9月14日、空飛ぶクルマ「SkyDrive」の完成イメージを発表した。
オリンピックには公開目指す
同団体は「モビリティを通じて次世代に夢を繋ぐ」をミッションに、2012年に活動を開始した。
開発を進めている「SkyDrive」は、車体の四隅にプロペラが備わっており、ドローンのように垂直離着陸できる設計になった自動操縦車だ。全長は2.9メートル、幅1.3メートル、全高1.1メートル。
17年5月にはトヨタグループ15社から総額4250万円の支援を受ける。9月には愛知県豊田市や富士通などの支援で、愛知・東京の2か所に開発拠点の設置を決めた。
2020年までに実機の公開を、2030年までには市販化を目指す。