2017年12月に公開される映画『鋼の錬金術師』を記念した展覧会「鋼の錬金術師展」が、東京ドームシティ(東京都文京区)で開催される。
2017年9月14日、同映画に出演する女優の本田翼さん(25)、俳優の本郷奏多さん(26)、展覧会のスペシャルサポーターとして土田晃之さん(45)が、展覧会場でトークショーを行った。
「映画ではファンが見たいシーンがだいたい入っている」
「鋼の錬金術師」は、荒川弘氏著作で、月刊「少年ガンガン」で2001年から2010年に渡り掲載された漫画。単行本27巻で終了し、全世界累計7000万部を超え、2003年と2009年にテレビアニメ化もされている。
今回の展覧会は、初の実写映画化を記念したもので、作者によるカラーイラストなど200点の資料が展示される。
本田さんは、同映画でヒロイン役として「ウィンリィ・ロックベル」、本郷奏多さんは主人公と敵対する「エンヴィー」として出演しているが、本田さんは根っからの原作ファン。
「入ってチケットを交換するところからワクワクする。ちょっとした嬉しいサービスが待っている。中に入ると『あー』の連続で、興奮しっぱなしでしたね」
「展示会に飾ってある漫画のシーンが映画でそのままあり、映画ではファンが見たいシーンがだいたい入っている」
と、興奮を隠せない様子で語った。
本郷さんも、「先生の描いた原画がたくさんあり、実際の筆使いのタッチが至近距離で見られ、ここに来ないと楽しめないものが多く、いい経験になった」と、見どころを伝える。
一方、土田さんの「おすすめポイント」は、2人とは少し違った視点だ。
「細かいところにも遊び心があり、『撮影禁止ですよ』『トイレこっちですよ』というマークにまで注目してほしい」
「鋼の錬金術師展」は、2017年9月16日から10月29日に東京ドームシティクリスタルアベニュー沿いにあるギャラリー、「Gallery AaMo」にて開催。