誕生日や記念日など、女性に贈るジュエリー選びに困った経験はないだろうか。
プラチナ・ジュエリーの販売・購入に役立つ情報を提供する「プラチナ・ギルド・インターナショナル」が、2017年9月7日、「ジュエリー選び」に関する調査結果を発表した。
アンケート対象は、「ジュエリーを贈った/贈られた(婚約指輪、結婚指輪を除く)」経験がある、恋人がいる未婚男女250名と既婚男女250名。アンケートの結果から、自分のジュエリー選びのセンスを不安に感じている「ジュエリー迷子」な男性が多数いることがわかった。
「全然分かってくれていないことにがっかり」
男性に「自分のジュエリー選びのセンスに自身があるか」を尋ねると、「自信あり」が40%、「自信なし」が60%と、やや「自信なし」の男性の割合が多いことがわかった。
「自信がない」と答えた理由を尋ねると、
「ルビー、サファイアなど名前は何となく知っているが、色以外何が違うのかわからない。自分だったら、ガラス細工をもらっても気づかないと思う」(27歳・未婚・交際歴2年)
「ジュエリーの価値がわからない」(38歳・既婚・結婚歴2年)
などといった意見が寄せられた。ジュエリーになじみが薄いため、その種類や価値が分からないことへの不安が大きいようだ。
男性は自分のセンスに不安を感じていることがわかったが、貰う側の女性はどう思っているのか。
女性に「パートナーが自分のジュエリーの趣味を分かっているのか不安だと感じるか」を尋ねると、68%の女性が「はい」と回答した。
どんな点が不満だったかを聞くと、
「華奢な感じのアクセサリーが好きでいつも着けているのに、全く違う感じのネックレスをもらって全然分かってくれていないことにがっかり」(27歳・既婚・結婚歴1年)
「素材がチープで子どもっぽい大きいハートのデザイン」(25歳・未婚・交際歴2年)
などといった意見が挙がった。女性の趣味に合っていなかったり、安っぽい素材でふだんのファッションに合わせることができなかったりする点が、男性の課題になっているようだ。