サッカー元日本代表の前園真聖(43)さんと澤穂希(38)さんが2017年9月4日、東京都内の在日フランス大使館で、サッカーU-12(12歳以下)の世界大会「ダノンネーションズカップ」が日本で開かれることになったことを記念したイベントに登場した。
二人は8月31日にワールドカップ出場を果たした日本代表についても期待を寄せた。
「柴崎や堂安に入ってきてもらいたい」
ダノンネーションズカップとは、フランスの飲食料メーカーのダノンが主催。2000年に始まり、日本は2001年から参加している。9月から10月に関東、関西、九州地方で行われる予選で勝ち進んだチームが2018年4月に東京都内で行われる本大会に出場し、世界一をめざす。
前園さんは日本大会のアンバサダーとなっており、澤さんはスペシャルゲストとして登場した。
前園さん、澤さんはいずれも同大会について、「12歳の頃に世界に挑める大会がなかったので羨ましい」と話した。
さらに二人の話は6大会連続のワールドカップ出場を果たした日本代表チームに及び、 前園さんは
「若い選手が試合ごとに活躍し、結果をもたらしている」
と評価した。
今後の日本代表について聞かれると、前園さんは
「今後のサウジ戦では代表メンバー確定やポジション獲得に向けて激しい競争になると思うが、いい意味でライバル関係をチーム内で築いてほしい」
と話した。注目している選手については、
「代表に選出されている柴崎(岳)や、まだ選出されていないが堂安(律)といった若手選手が代表に入ってきてチームを押し上げてもらう。それが来年のロシアにつながると思う」
と若手選手の抜擢を強調した。
澤さんは「出場決定が決まったとはいえ次につながる試合をサウジ戦でしてもらいたい」
と話し、注目選手については
「チーム全体、みんなを見てもらいたい」
と期待した。