あなたの車大丈夫? マイカー無料点検で車のトラブルを事前回避

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   日本自動車整備振興会連合会(日整連)は、毎年9月1日から10月31日までの2か月間、自動車事故防止を図るため、自動車ユーザーに適切な点検・整備の実施を促進する「マイカー点検キャンペーン」を実施している。

  • 「マイカー点検キャンペーン」のキャラクター・てんけんくん
    「マイカー点検キャンペーン」のキャラクター・てんけんくん
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自動車点検への意識が事故を防ぐ

   2017年のスローガンは「マイカーも 働きすぎは 要チェック」。マイカーの無料点検、自動車に関する相談受付、タイヤの交換方法などを理解するための「自動車点検教室」などといった各種イベントなどを通して、自動車ユーザーの自動車に対する自主的な保守管理意識を高める。

   自動車のトラブルは、日頃の意識で回避できる。たとえば、日整連が車の点検・整備の必要性やトラブル対処法をまとめた「マイカーハンドブック」によると、ブレーキ・ペダルを踏むたびに、キィー、キィーという金属音がしたら、ブレーキのパッドが限界まですり減っているおそれがある。そのまま放置してしまうと、大きなトラブルにつながりかねないので、異音などがしたらすぐに整備工場で点検してもらおう。

   「マイカーハンドブック」は、「マイカー点検キャンペーン」の公式ホームページで公開中。「マイカー点検教室」などでも配布される予定だ。

   国土交通省のホームページにて公表している統計データによると、2016年の自動車の火災情報の総件数は1592件で、事故が299件、火災が1293 件だ。原因別で見ると、「点検・整備」によるものが303件(事故が35件、火災が268件)で全体の19.0%と最も多く、ユーザーの意識次第でトラブルを回避できるものであることがわかる。

   日整連はこうしたキャンペーンを通して自動車ユーザーに働きかけ、点検・整備の必要性、保守管理の大切さを改めて考える機会を提供している。

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