日本マクドナルドのサラ・カサノバ社長(カナダ出身)が公式サイトで関西弁のあいさつをしているとして、インターネット上で反響を呼んでいる。
「マクドは、お店に来はるすべてのお客様に、いつでも最高のお食事体験を提供することを目指してますねん」。何ともまあコテコテの関西弁だが...一体、どうして?
8月28日までの期間限定
公式サイトの「マクドナルドからのメッセージ」で、カサノバ社長から消費者への数十行にわたるあいさつ文が公開されている。
「近頃ウチらマクドに対するお客様の期待はそれはもう高まってますねん。頼むで、ゆうて。それはメニューとかサービスだけやなくて、食材がどっから調達されてるんか、その調達の際にはどんな品質管理を経てるのか、安全でおいしい食材をお客様に召しあがってもらうために、社員やクルーに対してどないな教育を行ってるんか、また、マクドはどうやって地域社会に貢献してるんかとか、ごっつ色々ありますわ」
ツイッターなどインターネット上では、「標準語で言えやw」「カサノバさん、ええやん!」と反響を呼んでいる。
実はこれ、マクドナルドが8月4日~20日に実施した「マックなのか?マクドなのか?おいしさ対決!」キャンペーンの一環だ。マクドナルドの愛称は、一般的な略称「マック」か、関西を中心とする11府県に浸透する「マクド」か――。「マック」軍と「マクド」軍が1つのいすをめぐり対決し、「マクド」軍が勝利を収めていた。
公式サイトの説明によると、「マクド」軍の勝利を祝し、8月22日~28日の期間限定で関西弁の文面にしている。ただ、「標準語に戻す」というボタンを押せば、標準語表示に切り替えられる。