中高年男性の「不倫マネー」5兆5000億円
「お金で買える愛の値段は281万円?」「専業主婦の不倫の値段は19万円?」「離婚の痛みは98万円?」――『不倫経済学』(著・門倉貴史、ベストセラーズ、896円)は、爆発する「熟年性愛市場」の実態を統計で明らかにした。
中高年男性の不倫で動くマネーは年間5兆5000億円、人生最後の老いらくの恋の支出は15兆円、疑似恋愛・性風俗は3兆円と総計で23兆円を軽く超える。日本の地下経済(20兆円)を上回るほどで、推計した著者自身、驚きを隠せなかったという。高齢化の進展を考えれば、さらに拡大していくと予想する。
「不倫に罪悪感のある日本人女性はたったの2%」、「キスは『不倫』に入ると考える女性は60%」、「専業主婦は出会い系アプリを通じて不倫相手を見つける」。そんな調査結果も興味深い。