タオル投入批判に「外野は黙ってろ!!」 山中慎介のTKO負けで

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   「4回TKO負け 山中タオル深層」(東京スポーツ)、「衝撃タオル 神が負けた」(日刊スポーツ)、「『神の左』にタオル 記録挑戦無残」(毎日新聞)――2017年8月16日は、報道媒体の見出しに「タオル」が多数並んだ。

   前日に行われた世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級タイトル戦で、王者の山中慎介選手(34)が、同級1位のルイス・ネリ選手(22、メキシコ)に4回2分29秒TKOで敗れた。リングには「タオル」が舞い、具志堅用高氏(62)が持つ13度の防衛記録に並ぶことができなかった。

  • WikimediaCommonsより、大徳義幸さん撮影
    WikimediaCommonsより、大徳義幸さん撮影
  • WikimediaCommonsより、大徳義幸さん撮影

会長「最悪なストップ」

   この、大和心トレーナーが投げ入れた「タオル」のタイミングをめぐり、賛否両論が巻き起こっている。

   試合を中継した日本テレビ系の番組で解説をつとめた具志堅氏は、タオル投入直後に「タオル早かったねえ」と率直な感想を漏らす。

   元プロボクサーの竹原慎二氏(45)も、15日のブログで、

「俺だったらあんな止められ方は納得いかないな」

と苦言を呈す。

   極めつけは、山中選手が所属する帝拳ジムの本田会長だ。試合後、

「(トレーナー)個人の感情が入った。最悪なストップ」

と怒りを隠さなかった。

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