「注文をまちがえる料理店」をふたたび 開催に向け支援者求む!

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   認知症を患う人たちが、店員としてホールで働く「注文をまちがえる料理店」。2017年6月に「2日間限定」でオープンした際は、多数のメディアに取り上げられるなど大きな話題となった。

   そして今回、ふたたび期間限定での開催をめざし、クラウドファンディングサイトで資金を募っている。一体、どんなイベントなのか。

  • クラウドファンディングサイト「Ready for」より
    クラウドファンディングサイト「Ready for」より
  • クラウドファンディングサイト「Ready for」より

「認知症と向き合い考えるきっかけ」作りが狙い

「『注文をまちがえる料理店』は、その名の通り、オーダーや配膳を時々まちがえてしまうレストランです。なぜなら、ホールで働くスタッフは全員認知症の方だからです」

   こう話すのは、イベントを企画したテレビ局ディレクターの小国士朗さんと、実行委員長で、介護福祉士の和田行男さんだ。

   「認知症と向き合い考えるきっかけ」作りを目指したというこのイベント。小国さんは、

「『まちがえちゃったけど、ま、いっか』。そう言えるだけで、そう言ってもらえるだけで、気持ちがふわっと楽になる。注文をまちがえる料理店は、そんな心地よい空気が流れる場所です」

と魅力を語る。

   2017年6月3、4日には、「プレオープン」が行われ、2日で約80名が訪れた。来場者のアンケートでは、同じテーブルに水が2つ運ばれてきたり、ホットコーヒーにストローがついていたりと、61%の人が「間違い」を経験したものの、87%が「(次回も)ぜひ行きたい」と回答。

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