記念日の数によって「登録料」が変わる
申し込み方法は以下の通りだ。
まず、「記念日の由来」や「目的」、「イベント予定」などを明記した申請書を同協会に提出する。
その後、協会が「政治的、宗教的、反社会的な要素は無いか」「文化的・社会的意義はあるか」などの審査基準をもとに協議。見事、審査を突破すると、協会の「お墨付き」をもらえる。合格率は例年8割ほどだ。
登録料は、1件10万円(税別、以下同)。同一記念日が年に2日のときは、1件につき17万円。年に3日だと、1件ごとに20万円。以下、同一記念日の日数が12日までは1日増えるごとに3万円加わる。
加瀬清志代表理事は2017年8月8日、J-CASTトレンド編集部の取材に対し、
「私たちは、その日付があることで、行動が起きたり、知るきっかけになったり、モノが売れたりという『記念日文化』という考え方を大切にしています。審査でもその点は重視しています」
と、協会理念を明かす。
最近では、SNSで「○○の日」が話題になることが多く、申込件数も増加傾向にあるとのこと。17年度は250件の申し込みを見込んでいる。