食べ応えある「パリパリ」に仕上がったのは...
実際に2種類のギョーザを10個ずつ焼いていく。購入した生ギョーザは表面にでんぷんがかかっていたので、熱湯を入れることで味の素のギョーザと同様に羽根も付けられた。
焼き上がりは写真の通りで、「土井流」の方は火加減が強すぎたか、ちょっと焦げてしまった。個数にもよるだろうが、火加減は中火にし、皮の透き通り具合を見ながら調理した方がよさそう。
まずは味の素のギョーザからいただく。パリパリの羽根が底に薄く付き、上部の皮はもちっと、具はジューシーに仕上がった。筆者が家でギョーザを食べる時いつもお世話になっているので、馴染みのおいしさだ。
次は「土井流」。これはチョイスしたギョーザの粉の量次第だが、味の素~よりも羽根が厚く仕上がり、パリパリかつサクサクの食感が楽しめた。蒸し焼きの効果か、こちらも上部の皮はもちもち、具はジューシーだ。
実食の結果、「土井流」の方が焼き目が固くなり、より食べ応えのあるパリパリに仕上がる印象を受けた。しっかりした羽根にこだわりたい人は、粉がかかった市販のギョーザを使うか、手作りのギョーザで熱湯に小麦粉や片栗粉を溶かして「土井流」で焼くのがオススメ。簡単で失敗なく、薄付きの羽根のギョーザを楽しみたい時には、味の素のギョーザがもってこいだ。