今は普通? 2万円は○○%いた
結婚式の出席が続く人にとって「ご祝儀でいくら包むべきか」は一大事だ。北海道のように会費制が主流という土地もあるけれど、ほとんどの地域ではそれなりの金額を用意するのが常識。
「友達の結婚式でご祝儀はいくら包む?」という問いに対して、もっとも多かったのが、「3万円」で58%(図表3)。ご祝儀に2で割れる数字の金額は出さないほうがいいとよく耳にする。アンケートでも「4万円」に投票した人は誰一人いなかった。その一方で「2万円」は12%もいた。この結果についてエムスタイルは、
「学生で経済的に厳しい場合は、ペアを表す『2万円』も最近は増えてきているようです」
と分析する。ちなみに「5万円」は18%、「5万円以上」は6%、「2万円以下」は6%の得票率だった。
ご祝儀がいい例だが、出席者にとって結婚式は社会人としての常識がなにかと問われる。
最後の質問「友達の結婚式で一番『気になってしまう』ことは?」で最も多かった回答は、「参加している女性のファッション」で28%だった(図表4)。マナー知らずな服装で参加する人もいれば、今後お祝いの席に参加する際の手本になる人もいるもの。人間観察の絶好の機会であることから、女性は同性のファッションをついチェックしてしまうのだろう。このほか新郎新婦の好みやこだわりが大きく影響する「式場や会場・料理」も24%の支持を集めた。