靴下・ストッキングメーカー大手の福助(東京・渋谷)が販売する、「パンティ部レス ストッキング」が「爆発的」な売上を記録している。
この商品、一見すると、虫食い被害に遭ったかのように、大きな穴が複数箇所あいている。機能面に不安を覚えるが、同社いわく「画期的なアイテム」だという。いったい、どこが優れているのか。J-CASTトレンド編集部は2017年7月19日、同社の広報担当者に聞いてみた。
ムレやすい部分に生地が「ない」
「パンティ部レス ストッキング」は、腰から太もも上あたりまであるストッキングだが、「正面」「側面」「背部」の4か所に大きな丸い穴が開いている。
見た目は衝撃的な仕上がりとなっているが、決して欠陥品ではない。女性特有の悩みである「夏のストッキング問題」を解決する構造になっている。
気温が高くなるこれからの時期。ストッキングを履くと、どうしても「ムレ」が気になるが、この商品は、ムレやすい部分に生地が「ない」。そのため、ムレ問題が起きづらい。
さらに、同商品を履いた状態で下着を着用することもでき、着脱の際の「伝線」問題の心配もない。布面積を減らしたことで、2つの問題を解決した。