大阪市営地下鉄はローソン一色に染まる
8店舗の場所にはかつてサークルKの店舗があった。名古屋市営地下鉄内の店舗構内事業者は10年の定期契約となっており、その都度公募される。今回8駅が公募され、ローソンが応募した結果、事業者に決定した。
大阪市営地下鉄でも駅ナカコンビ二のローソン化は進んでいる。かつては外郭団体が構内売店を運営していたが、いわゆる橋本府政の改革で外郭団体は解散し、12年から民間に事業運営が委ねられることになり、ポプラが北エリア、ファミリーマートが南エリアをそれぞれ受け持っていた。その契約期間の終了に伴って市交通局が新たな事業者を募ったところ、16年11月に両エリアの運営権をローソンが獲得した。ファミマ・ポプラ→ローソンへの切り替えは17年春に始まり、8月8日の御堂筋線の「ローソンなんば駅南店」と中央線の「同中央本町店」をもって完了する。
ローソンは名古屋市営地下鉄と大阪市営地下鉄のほか、東京メトロ、東京都営地下鉄、札幌市営地下鉄、東急電鉄、山陽電鉄、西鉄にも出店している。
私鉄の駅ナカコンビ二はコンビ二チェーン1社と一括提携するのが一般的。しかし案件ごとに公募入札が行われる公営地下鉄はその限りでない。名古屋市営地下鉄の場合、ファミリーマート(サークルK含む)とセブン-イレブンも出店している。