付録には一部性描写も
今回、問題視されているのは、17年7月20日号の別冊付録「あまい初体験BOOK」だ。
「オトコノコ目線」「オンナノコ目線」と2つの視点に分かれた構成となっており、男性視点では、「はじめてのひざまくら」「はじめてのエッチ」「はじめての密室」「はじめてのキス」、女性側では、「はじめてのコスプレ」「はじめての告白」「はじめてのお風呂」「はじめての2回目のエッチ」と、それぞれ短編4作品(計192ページ)が収録されている。
内容は、高校生たちの恋心を描いた青春ラブストーリーが中心だが、一部作品には性描写を取り入れた作品もある。
こうした内容について、ツイッターやネットの掲示板では、
「これが許される不思議な世界だよね」
「こういうのこそ規制しろよ」
「別にこれが18禁コーナーにあればいいんだけど 普通に買えてしまうのは問題ではないか?」
といった批判的な向きがある一方、
「仮にこれ規制したところでスマホでエロ動画なり何なり見放題だからな」
「なんか問題あるのか? セックスって当たり前のことじゃん」
「もともと少コミって小学生じゃなくて中高生向けだし 男性向けでいうヤンマガやヤンジャンのポジションだからいいだろ」
と擁護する声もあがり、賛否両論となっている。
J-CASTトレンド編集部は7月10日、発行元である小学館の編集部に(1)「初体験」というテーマで別冊付録を作った意図・狙い(2)当該付録に関して読者含めた外部からの指摘の有無――などを尋ねたが、
「様々なご意見を参考に、今後もより良い誌面作りを目指していきます」
との回答だった。