今年から加入可能「iDeCo」の仕組み
「今年(2017年)1月から、原則として現役世代の日本人全員がiDeCo (個人型確定拠出年金)に加入できるようになった」「将来、国から支給される年金は、当てにできない」「そのため、老後に向けて自助努力で資産形成をする必要性は確実に増している」
『「iDeCo (イデコ)」で自分年金をつくる 個人型確定拠出年金の超・実践的活用術』(著・朝倉智也、祥伝社、842円)のポイントはこの3点だ。そして、「拠出時、運用時、受給時でかなりの節税になるので、この制度を利用しない手はない」と訴える。
iDeCoとは、毎月の掛け金を自分自身で運用しながら60歳以降に受け取る仕組みだが、その仕組みと手続き、絶対失敗しない金融機関や運用商品の選び方を解説し、リスクを怖れず安心して暮らすための実践的な一冊となっている。