落下や衝撃に強い構造
普通のドローンでさえ操縦にコツがいる。エアブロックを自作プログラムで動かすとき、プログラムに誤りがあってイレギュラーな動きをしてしまう事態は十分に考えられる。
エアブロックの機体は、バッテリーを内蔵したマスターコントロールモジュールと、プロペラが付いたパワーモジュール6個で構成される。プロペラは発泡ポリプロピレン製の衝撃吸収ガードで保護されている。
各モジュールはマグネットでくっつき、簡単に分解・組み立てができる。プロペラの配置や数を変えるだけでなく、付属のベースと組み合わせることで、地上や水上を航行するホバークラフトにも変形可能だ。LEGOとも互換性がある。
マグネット結着のメリットは分解・組み立てだけではない。例えばドローンとして飛行中に障害物に当たって床や地面に落ちると、一度接続部分がバラバラになる。これによって衝撃を分散し、機体や衝突物の損害を最小限に抑えられる。
エアブロックは室内で動かすことも可能だが、推奨使用環境は縦横高さそれぞれ3m以上となっている。
サイズはドローンモードが長さ230×幅222×高さ53(mm)、ホバークラフトモードが長さ35×幅192×高さ127(mm)。重さはドローンモードが約150g、ホバークラフトモードが約195g。価格は2万2000円(税抜)。家電量販店やSoftBank SELECTIONオンラインショップなどのECサイトで販売する予定。