ソフトバンク コマース&サービスは2017年7月14日、中国のベンチャー企業、Makeblock(メイクブロック)社が開発したプログラミング教育用ロボット「Airblock(エアブロック)」を発売する。
機体はモジュール式のブロックで構成されており、いろいろな形態に組み替えられる。ドローンとして空に飛ばしたり、ホバークラフトや車に変形して水上や地上を走らせたりと、可能性は無限だ。さらに自作したプログラム通りに動かすこともできる。
コントローラーはスマホで
エアブロックのコントロールはスマートフォンまたはタブレットを使う。専用アプリ「Makeblock」をiOSまたはAndroid端末にインストールすると――、コントローラーに変身! Makeblockには動作プログラムが既に用意されており、エアブロックとスマホ/タブレットがBluetooth接続すればすぐに動かせる。
ロボットの操縦だけでなくプログラミングの楽しさを体験できるのもエアブロックの魅力の一つ。例えば、離着陸や旋回、宙返りなどの動作をあらかじめプログラミングしておくことで自動操縦で飛行させることが可能。
メイクブロック社が用意するプログラミングソフト「mBlock」は、アメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボが開発した子ども向けプログラミング環境「Scratch(スクラッチ)」がベースになっている。プログラミング言語は英語、記号、数字で記述するのがお約束だが、mBlockは平易な日本語に翻訳されているので、小学生でも取っかかりやすい。ちなみに対象年齢は8歳以上で日本語マニュアル付き。