アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」に登場する「ロンギヌスの槍(やり)」は、先端が二股に割れた巨大な槍だ。第弐十弐話(EPISODE:22)、使徒せん滅のためエヴァ零号機によって投げられたロンギヌスの槍は、地球を大きく飛び出し目標を貫き、やがてはるか月へと到達する――。作中における印象深いシーンの一つだ。
そんなロンギヌスの槍が毛抜きになった。キャラクター関連商品を手がけるワークワークと日本のポップカルチャーを世界に紹介するTokyo Otaku Mode(TOM)は、ロンギヌスの槍をモチーフとした商品「ロンギヌスの毛抜き」の予約販売を2017年7月7日10時に開始した。
ティッシュの繊維1本まで掴める
新商品は、0.001mmの精度で加工が可能なワイヤー放電加工で作られ、日本国内の確かな技術を持った職人により産み出される。
一般的な毛抜きは長さが8cmほどで指先だけで持って使う形になるところ、「ロンギヌスの毛抜き」は約11cmの長さがあり、指先だけでなくしっかりと手に持って使うことができる。デザインも一工夫あって、誤って先端が外に開く力がかかったとき、広がりすぎるのを防ぐ形状となっている。これにより変形・破損を防止する。
普通の毛はもちろん、刺さったトゲ、短い毛、極細の産毛、さらにティッシュの繊維1本までしっかりと掴める。
素材は、ステンレスとチタンの2種類。チタン製は赤バージョンと青バージョンの2種類があり各色300個ずつ(予約受付限定)。
予約商品は毛抜きと台座がセットになっている。台座は、エヴァンゲリオンの使徒のコア(赤い光球で、心臓のようなもの)を模しており、透明感のあるアクリルで作られた。
価格は、ステンレスバージョンとコア型台座のセットが3600円(税抜、以下同)。チタンバージョンとコア型台座のセットが9259円。予約販売の受け付けは17年8月31日をもって終了し、翌9月から出荷予定。