美しいデザイン家電を開発する「ネタトモ」は、現在発売中の顔認識システム付ホームカメラ「ネタトモ ウェルカム(Netatmo Welcome)」に、2017年7月上旬から、新機能の「動物検知」が追加されると発表した。
「動物検知」は、「動き」検知の中でも「動物の動き」を区別して検知する。ペット独特の「動き」をAI技術により学習させ、ペットの動きに限定した自動録画や、不審な動きがあった時だけ通知するなど、細かな設定によりペットの見守りを実現した。
留守中の事故を未然に防ぐかはとても重要
「動物検知」はネタトモ社より配信されている無料モバイルアプリ「Netatmo Security(ネタトモ セキュリティ)」のアップデートにより、iOS9、Android 4.3 以上を搭載した全てのスマートフォンやタブレットで利用が可能だ。
今回のアップデートについて、ネタトモ社最高執行責任者のマシュー・ブロードウェイ氏は、「以前から、ペットの見守り機能を追加してほしいというお客様からの声が多数寄せられており、SNS上で、ウェルカムによって録画されたペットの動画を投稿しているユーザーが多かった」と話す。
「ただ、無差別な『動き』検知では、不審な動きと健全なペットの動きが判別できず、ユーザーにとって必要のない検知や通知がなされていました。今回の新機能によって、より実用的で細かいニーズに応えると共に、利便性が高まったのではないかと自負しています」
白金高輪動物病院 中央アニマルクリニック 佐藤貴紀総院長は、「いかに留守中の事故を未然に防ぐかはとても重要です。病院でも、カメラの使用により、早急な対応のおかげで命を落とさずに済むケースが実際に存在します」と、言う。
「ネタトモ ウェルカム」は、大手電機量販店などで販売中。どこに置いても邪魔にならないコンパクトサイズ。価格は2万9800円。
詳細は、公式サイトから。