レフトスタンドに陣取る青の一団から、巨人・山口俊投手に容赦ないブーイングが浴びせられた。2017年7月2日、巨人対DeNAでの出来事だ。
野次は、前日の試合での予告先発発表から始まり、2日の試合、山口が4回6失点で降板するまでいく度となく繰り返された。親指を下に向けるジェスチャーをする観客も散見された。
「ボロカスに打たれるの見て満足」
巨人は今季、他球団から新戦力を多数獲得した。日本ハムの陽岱鋼やソフトバンクの森福允彦、元楽天のマギーなどだ。
彼らが交流戦で古巣と対峙する際、かつてのファンから声援こそあれど、目立ったブーイングは見られなかった。
ところが、今回の試合は違った。東京ドームにDeNAファンのブーイングがこだました。
試合後のツイッターでも、
「山口俊に対してのレフトスタンドからブーイングの嵐がおもしろすぎてひたすら笑ってたわたしもしたかった(爆笑)」
「山口俊めった打ちにして今シーズン初の三タテとか最高かよ。裏切り者に制裁してやったな気持ちいい」
「山口俊がボロカスに打たれるの見て満足したので寝ます」
と、辛らつなコメントが多数寄せられている。