心理学者が考える、これからの親との関わり方
私たちにとって幸福とは何か? 動けなくなり、意識をなくしてしまった時に、なお生きる意味を見出すことができるのだろうか? 『老いた親を愛せますか? それでも介護はやってくる』(著者:岸見一郎 幻冬舎 1118円)では、日本アドラー心理学会の顧問で、カウンセラーでもある岸見一郎さんがありのままの家族の関係を提言。
「父と母が教えてくれた『人生の意味』/できないことをできると認める勇気・たとえ死が身近に迫っても、自分らしく生きたい」「ありのままを受け入れる/理想の親ではなく、現実の親を受け入れる」「老いた親とよい関係を築く/ありがとうを期待しない・親に感情的にならなくていい」「いまここを生きる/人生を効率的に生きることに意味はない・人生を先延ばしにしない」の全4章。